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サプライチェーンとは?課題と対策、メリットについてわかりやすく解説

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サプライチェーンとは?課題やメリットを解説

消費者のもとへ商品を安定的に供給するためには、サプライチェーンの見直しが欠かせません。複数の企業や自社内の部門間とコミュニケーションを取り合い、情報を共有することでサプライチェーンの最適化を図ることができます。

本記事ではサプライチェーンの具体例や課題を紹介し、課題解決の手がかりになるサプライチェーンマネジメント(SCM)についても詳しく解説します。サプライチェーンについての理解を深められるため、ぜひご覧ください。

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サプライチェーンとは?

サプライチェーンとは?

サプライチェーンとは、商品が生産者から消費者に届くまでの一連の流れを指し、英語では「Supply Chain」、日本語では「供給の連鎖」と呼ばれます。たとえば、サプライチェーンでは以下の流れで商品が消費者に届けられます。

  • 資材の「調達」
  • 商品の「生産」
  • 在庫管理や発送などの「物流」
  • 商品の「販売」

サプライチェーンは「モノ・お金・情報」の流れがあることが特徴です。モノは生産者から消費者へと流れ、お金は消費者から生産者へと流れます。情報は商品の原産地や製造方法など生産者から消費者に流れるものと、消費者の個人情報や支払い情報など消費者から生産者に流れるものがあります。

サプライチェーンの課題

サプライチェーンを最適化することで安定的な供給が実現し、企業の利益向上や顧客満足度の向上につながります。しかし、以下の3つの課題が発生しやすく、安定的な供給が難しい現状もあります。

サプライチェーンの課題(イメージ)
  • グローバル化への対応
  • 予測困難なリスクへの対応
  • 消費者ニーズの把握

グローバル化への対応

現在、少子高齢化による人手不足で、国内のみでサプライチェーンを機能させることが困難な状況です。総務省によると、2019年から2021年にかけて労働力人口が約26万人減少していることがわかりました。
(参考:労働力調査(基本集計)2021年

今後、人手不足はより深刻化するため、安定的な供給を目指しサプライチェーンのグローバル化が必要であると考えられます。

予測困難なリスクへの対応

災害や経済動向などの外的要因によって供給が不安定になり、商品が消費者のもとに届かなくなることもサプライチェーンの課題の1つです。
たとえば、2020年コロナウイルスの感染拡大や半導体不足の影響によって、4割弱の国内企業が商品の減産をしなければなりませんでした。
(参考:日本経済2021-2022|内閣府

リスクを予測することは難しいですが、企業の利益にも大きく影響するため、常にリスクに備えた対策をしておくことが非常に重要となります。

消費者ニーズの把握

継続的に売上を出していくためには、消費者ニーズを分析・把握して、商品の品質向上や付加価値を取り入れることが大切です。しかし、サプライチェーンの取引企業同士の関係が長くなってくると、消費者ニーズよりも企業間利益を重視したサプライチェーンになることも少なくありません。

閉鎖的なサプライチェーンになると、消費者ニーズの分析・把握が難しくなり生産計画が遅れて利益獲得の機会を逃す可能性もあります。企業間で消費者行動や売上などの情報を共有し、需要に合わせて対策していくことが必要です。

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サプライチェーンマネジメント(SCM)とは

サプライチェーンの課題を解決するために、さまざまな企業がサプライチェーンマネジメント(SCM)に取り組んでいます。

サプライチェーンマネジメント(SCM)(イメージ)

サプライチェーンマネジメント(SCM)とは、原料の調達から消費者に商品が届くまでの工程を管理し最適化を図ることです。

複数の企業や自社内の部門と連携し、効率よく安定的な供給が可能なサプライチェーンの構築を目指しています。

サプライチェーンマネジメントを実施することで、商品の在庫管理や受注管理などのデータをサプライチェーン全体で共有できるため、流通の改善や消費者ニーズの把握にも有効です。

サプライチェーンマネジメント(SCM)を導入する
4つのメリット

サプライチェーンマネジメントの導入メリットは、以下の4つです。

サプライチェーンマネジメント(SCM)(イメージ)
  • 在庫管理を最適化できる
  • 消費者ニーズをつかめる
  • リードタイムが短縮できる
  • 適切な人材配置を実現できる

サプライチェーンマネジメントの重要性について詳しく知ることができるため、ぜひお読みください。

在庫管理を最適化できる

サプライチェーンマネジメントによって発注数や受注数、在庫数などの情報をサプライチェーン全体で共有することができるため、適正在庫の維持につながります。製造や物流、販売の工程など、常に適切な在庫数の把握ができるため、過剰在庫や欠品のリスクを防ぐことが可能です。

メーカーの場合、製造部門と販売部門で情報を共有できるため、過剰に商品を製造するリスクが減り、コスト削減にも効果があります。

消費者ニーズをつかめる

物流業者や製造業者、販売業者がそれぞれ所有していた情報を集約し、分析することによって消費者のニーズをより把握しやすくなります。消費者のニーズをサプライチェーン全体で把握することで、急激なニーズの変化にも臨機応変に対応することができるため、需要のある商品を安定的に共有できるようになります。

また、受注数の多い商品情報を把握することによって、トレンドを押さえた新商品の開発ができることもメリットです。

リードタイムを短縮できる

サプライチェーンマネジメントによって全体の流れが管理できると、リソースが過剰な部分は削減、不足部分は補強できるようになり、最適化を図ることができます。その結果、商品の発注から納品までにかかる「リードタイム」を短縮できます。

リードタイムが短縮すると在庫が短期間で現金化するため、キャッシュフローの改善、資金が増えます。消費者側も商品がすぐに届くことで、顧客満足度が上がり企業イメージもアップします。

適切な人材配置を実現できる

サプライチェーンマネジメントによって人材を重点的に配置すべき工程が明確になります。
たとえば、特定商品の消費者ニーズが高くなった場合は、生産量を増やすために製造ラインに人員を配置するという対策ができます。

反対に人員を減らして別の優先業務に配置することも可能です。サプライチェーンマネジメントによって最適な人員で各工程を進めることができるため、人手不足の解消にもつながります。

このように、サプライチェーンマネジメントによって人手不足や業務効率化、消費者ニーズの把握など、あらゆる課題解決のメリットがあります。

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サプライチェーンマネジメント(SCM)を導入する
2つのデメリット

サプライチェーンマネジメントを導入することで在庫の最適化や消費者ニーズの把握を実現できますが、以下のデメリットもあります。

  • 企業内外の意識統一が難しい
  • 導入にコストや時間がかかる

企業内外の意識統一が難しい

サプライチェーンマネジメントを導入するには、企業全体で理想のサプライチェーンのあり方を共有して進めなければなりませんが、文化や方針が異なる企業間で方向性を統一してサプライチェーンマネジメントに取り組むのは非常に困難です。

また、自社内の各部門が独立している状態の場合は、自社内の意識改革から始めなければいけません。密にコミュニケーションを取り合って組織内外での連携を強める必要があり、サプライチェーンマネジメントの担当者は意識統一のために非常に大きな労力がかかります。

導入にコストや時間がかかる

サプライチェーンマネジメントでは、複数の企業で情報共有が可能なシステムの導入が必要ですが、システムの導入には膨大なコストと時間がかかります。複数の企業と協力しながらサプライチェーンに対応できるシステムを構築する必要があるため、長期間かけて仕様を決めなければなりません。

また、導入後も運用コストが発生します。システムを管理する人材も必要になるため、人材育成や採用にかかる費用も必要です。

サプライチェーンの関連用語

サプライチェーンの関連用語
サプライチェーン 商品が生産者から消費者に届くまでの「供給プロセス」の一連の流れ
バリューチェーン 商品が生産や販売、アフターサービスなどの事業活動の中で、それぞれのプロセスでどのような価値を生み出すかに観点を置いた「考え方」
エンジニアリングチェーン 商品開発に観点を置いた「製造プロセス」の一連の流れ
物流 商品が生産者から消費者に届くまでの「モノ」の流れ
ロジスティクス 原材料の調達から消費者に届くまでの一連の流れを効率的に行う「仕組み」

各用語について詳しく紹介します。

バリューチェーン

バリューチェーンは「価値の連鎖」という意味で、事業活動での価値創出を観点に置いた考え方のことです。サプライチェーンと比較すると、以下のように異なります。

項目 観点 業務範囲 他社との関わり
サプライチェーン 生産者から消費者に商品が
届くまでのプロセス
・材料の調達
・製造
・物流
・販売
など
あり
バリューチェーン 各プロセスでの商品の付加価値 ・材料の調達
・製造
・物流
・販売
・アフターサービス
・人事・労務管理
・マーケティング
など
なし

バリューチェーンは自社の各プロセスの付加価値に重点を置いた考え方で、複数企業での供給のプロセスを示すサプライチェーンとは意味が異なります。

エンジニアリングチェーン

エンジニアリングチェーンは製造プロセスの一連の流れです。
エンジニアリングチェーンは商品の開発に重点を置いており、開発期間の短縮や商品開発力の向上を目的としています。一方でサプライチェーンは供給プロセスに重点を置いているため、商品開発を軸にしたエンジニアリングチェーンとは観点が異なります。

物流

物流は商品が生産者から消費者に届くまでのモノの流れで、主に以下の工程があります。

  • 輸送:商品を消費者に運ぶ作業
  • 保管:倉庫や物流センターに商品を補完する作業
  • 情報:物流の情報を管理する作業
  • 荷役:輸送機に商品を積載・荷降ろしする作業
  • 包装:商品を輸送する際に傷つかないようにするための作業
  • 流通加工:組み立てや装飾などの商品付加価値を高めるための作業

一方で、サプライチェーンは商品が生産者から消費者に届くまでの一連の流れであり、製造と物流、販売の業務が含まれています。つまり、物流はサプライチェーンの一部であるといえます。

ロジスティクス

ロジスティクスは原材料の調達から消費者に届くまでの一連の流れを効率的に行う仕組みのことです。正確かつスピーディーに商品を届けるために、材料の調達から製造、販売業務までの工程を最適化します。

一方、サプライチェーンは複数の企業が関わっていることが特徴です。つまり、ロジスティクスは複数の企業で取り組むサプライチェーンを最適化するサプライチェーンマネジメントの一部であるといえます。

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まとめ:サプライチェーンの課題解決

サプライチェーンを最適化することで、複数の企業で商品や消費者に関する情報を共有でき、消費者ニーズの把握ができることがわかりました。在庫の最適化や生産効率の向上によってコスト削減にもつながります。各企業と協力してサプライチェーンマネジメントを導入してみてはいかがでしょうか。

当社では、サプライチェーンの一部である物流に関わるサービスを展開していますので、お気軽にご相談ください。

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