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梱包作業を効率化するための5つの方法!見直すべきポイントも紹介

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梱包作業を効率化するための5つの方法!見直すべきポイントも紹介

梱包作業の効率化を図りたいときには、作業の動線や工程、梱包資材の見直しをはじめ、適切な人材の採用、マテハンの導入などが方法として考えられます。

本記事では、梱包作業を効率化する方法や見直すべきポイント、資材の選び方などを紹介します。商品梱包の担当者の方は、ぜひご参考ください。

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梱包作業を効率化する方法

梱包作業を効率化する方法には、以下の5つがあります。

梱包作業効率化(イメージ)
  • 業務内容を見直す
  • 梱包台を見直す
  • 人手不足を解消する
  • 梱包機を導入する
  • 発送代行を利用する

業務内容を見直す

梱包作業を効率化するためにはまず具体的な業務内容全体を見直して「無駄やミスが起こりやすい部分がないか」を確認し、改善する必要があります。たとえば、商品の近くに適切な梱包資材を保管しておくと、無駄な移動を減らすことができ業務の効率化が可能です。

細かい無駄やミスの削減の積み重ねで、結果的に大きな効率化に繋がるため、まずは業務全体を見直してみましょう。

梱包台を見直す

例えば梱包台の高さが適切でないと、梱包が難しく作業員に負担を与える可能性もあります。スペースが足りない場合は、複数台で作業しなければならない状況になり作業効率が下がります。結果的に梱包ミスにや誤出荷にも繋がる可能性もあるため早急に改善しましょう。

人手不足を解消する

人手が増えることで作業を細かく分担し並行して行うことができるため、1つの商品の梱包にかかる時間を削減でき効率化に繋がります。

2024年問題により物流業界全体で離職者の増加が懸念されているからこそ、先手を打って採用を強化するなどで人手不足を解消し、労働環境を改善することも重要です。

梱包機を導入する

以下の梱包機を導入することで、人的ミスの発生を防止し、作業員を他の業務に充てられるなどの作業効率化が可能です。

梱包機の種類 機能
封函機 外装箱に封をする
梱包機 PPバンドを固定する

ただし、梱包機の導入には設置スペースや導入費用などの問題が発生するため、全行程ではなく作業効率が悪い工程から使用を検討しましょう。

発送代行を利用する

自社で梱包作業の効率化が難しいと感じた場合には、以下業務を発送代行業者へ委託することも1つの手段です。

  • 在庫管理
  • ピッキング
  • 梱包
  • 発送

在庫管理から発送まで全ての工程を任せられるうえ、発送代行業者は専門の作業場・システム・人員を備えて知見を持っているため、自社で対応するより素早く効率化が実現できる可能性が高いといえます。

梱包作業を効率化するために見直すべきポイント

梱包作業を効率化するための、業務内容見直しポイントは以下の4点です。

梱包作業効率化(イメージ)
  • 梱包作業の動線
  • 非効率な作業工程
  • 梱包資材の選定
  • ミスの発生頻度が高い工程

梱包作業の動線

まず先に商品のピッキングや梱包資材・緩衝材の選定を行ってから作業を行い、発送場所まで移動します。梱包作業を行う場所は固定されているため、その手前の作業からの流れがスムーズな環境になっていることが大切です。

特に商品や梱包資材の保管場所が遠い、発送場所までに障害物が多いなどの問題がある場合は、このように動線を見直すことで作業効率が向上します。

非効率な作業工程

少しの無駄でも削減を積み重ねることで効率化に繋がるため、以下のような非効率な作業は、すべて洗い出して改善しましょう。

  • 梱包台の高さが適切でないため、作業中の無駄な上下運動が発生する
  • 離れた別の場所へ梱包資材を取りに行く

梱包資材の選定

「ダンボールが大きすぎて緩衝材を多く用意する」「商品が入らないから選び直す」など、梱包資材の選定ミスを減らすためには、商品サイズに応じた外装箱や緩衝材の目安一覧表を事前準備するなどの環境づくりも大切です。

また(テープを使用しない)ワンタッチで組み立てられる梱包資材の利用も、作業時間の削減に有効です。

ミスの発生頻度が高い工程

商品の入れ間違いや同梱物・同封物の入れ忘れなど、ミスが発生しやすい工程を把握し、業務内容を改善することも効率化に繋がります。

1つのミスが起きると、通常業務を止めて追加で対応しなければならず、無駄な時間や労力が発生してしまいます。そのため、一度きちんと時間をかけて日々の業務でミスが起きている工程を把握し、改善することが重要です。

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梱包作業の一般的な流れ

梱包作業の一般的な流れは、以下の通りです。

梱包作業効率化(イメージ)
  1. 商品に適した外装箱を選ぶ
  2. 商品に適した緩衝材を選ぶ
  3. 箱に商品を入れ、緩衝材で隙間を埋める
  4. テープで外装箱を封止する

1. 商品に適した外装箱を選ぶ

まず、発送する商品の数や大きさにあわせて、外装箱を選びます。外装箱には、以下の種類があります。

  • ダンボール
  • 宅配袋
  • 宅配ビニール袋
  • 封筒
  • クッション封筒
  • ボックスケース

外装箱のサイズが適切ではないと、配送中に商品が動いてしまい破損する恐れがあるため、商品と梱包資材の適切な組み合わせを選ぶことが重要です。

2. 商品に適した緩衝材を選ぶ

緩衝材は、配送中の衝撃から商品を守り安全に消費者まで届けるために必要なものです。物流業界で用いられる緩衝材には、以下の種類があります。

  • 気泡緩衝材
  • エアー緩衝材
  • バラ緩衝材
  • 紙緩衝材
  • 緩衝シート

種類によって衝撃への耐性が異なり、適切な緩衝材を選ばなければ商品の破損に繋がる可能性があるため注意が必要です。特に商品の品揃えが多い場合は、あらかじめ商品ごとに使用する資材を決めておくなどの工夫があるとよいでしょう。

3. 外装箱に商品を入れ、緩衝材で隙間を埋める

外装箱を選定したら商品を中に入れ、適切な緩衝材を用いて隙間を埋めながら梱包を行います。割れ物など破損しやすい商品の場合は、緩衝シートや紙緩衝材を用いて1枚ずつ丁寧に巻くなどの工夫が必要です。

使用する緩衝材によっては、商品や外装箱に合わせて加工する必要があります。加工が多い場合は加工後の緩衝材を作業前に用意しておくと、作業時間の削減が可能です。

4. テープで外装箱を封止する

外装箱に商品と緩衝材を入れたら、OPPテープやガムテープで封をします。万が一、配送中に封が開いてしまうと商品が外装箱から出てしまい破損する恐れがあります。

安全に配送するためにも全商品を同じように封止するのではなく、重い場合はクロス貼りやH貼りをするなどの工夫が必要です。

梱包作業に使われる梱包資材の種類

梱包作業効率化(イメージ)

梱包作業に使われる梱包資材には、以下の2種類があります。

  • 外装箱
  • 緩衝材

外装箱

物流現場で使われる、以下の6つの外装箱について説明します。

  • ダンボール
  • 宅配袋
  • 宅配ビニール袋
  • 封筒
  • クッション封筒
  • ボックスケース

ダンボール

ダンボールはさまざまな商品で使用され、消費者にもっとも馴染みがある外装箱です。衝撃に弱い商品に適しており、複数の商品をまとめて発送する際にも用いられます。
未使用時には畳むことができるため、保管時に多くのスペースを必要としません。

一般に販売されているものではなく、オリジナルのダンボールを作成して外装箱として使用し、広告効果も兼ねているものもあります。

宅配袋

宅配袋は紙で作られている配送用の袋であり、A4サイズなどの小さな商品の外装として使用されます。大きさに合わせて袋を折り畳めるため、商品に合わせたサイズに梱包でき配送時のコスト削減も可能です。

通常は宅配袋の内側に緩衝材がついていないため、カタログや洋服をはじめとした破損しにくい商品に向いています。

宅配ビニール袋

宅配ビニール袋は配送用に加工された丈夫なビニール袋であり、水濡れに強く商品を水気から守ることができます。ただしクッション性はなく、破損に弱い商品には向いていない点に注意が必要です。

宅配袋よりも安価で用意できるだけでなく保管時に多くのスペースを必要としないため、コスト削減や作業場が狭い場合におすすめの外装です。

封筒

封筒は、小物や洋服などの軽くて薄い商品を発送する際に用いられます。商品に同封する納品書を封入する際にも使われることもあります。水濡れや衝撃には弱いため、梱包する商品によっては封入前にビニールによる内装や緩衝材の使用などの工夫が必要です。

クッション封筒

クッション封筒とは、内側に気泡緩衝材がついているタイプの封筒であり、配送中の衝撃に強くなっています。通常の封筒では破損の恐れがある以下のような商品にも、クッション封筒で梱包することが可能です。

  • CD
  • DVD
  • 化粧品類

ボックスケース

ボックスケースは、ダンボール紙や厚紙を組み立てて作るタイプの外装であり、ファッション雑貨や小物などの小さくて軽い商品に向いています。ボックスケースのサイズによってはダンボールよりも安く配送できるため、配送料の削減にも繋がります。

ただしダンボールよりも強度が低いため、梱包する商品によっては破損防止のために緩衝材の使用が必要です。

緩衝材

物流現場で使われる、代表的な以下5種類の緩衝材について説明します。

  • 気泡緩衝材
  • エアー緩衝材
  • バラ緩衝材
  • 紙緩衝材
  • 緩衝シート

気泡緩衝材

気泡緩衝材は空気が詰められた丸い粒がある緩衝材であり、物流業界では「エアーキャップ」とも呼ばれ、柔軟性が高く柔らかい素材でできています。どのような形状の商品でも梱包しやすく、ハサミで簡単に切れるため大きさの調整も容易です。

クッション性があり衝撃を防ぐことができるため、精密機械やガラス製品などの壊れやすい商品に用いられることが多い緩衝材です。ただし、空気が抜けてしまうとクッション性は無くなるため、繰り返しの利用には向いていません。

エアー緩衝材

エアー緩衝材はビニール素材に空気が入ったクッションのような形をした緩衝材であり、空気袋やエアークッションとも呼ばれています。ダンボールに商品を梱包した際の隙間を埋めるために使われることが多く、複数のエアー緩衝材が連なった状態での販売もされています。

気泡緩衝材に比べると1つあたりのサイズが大きいため、商品が動かないように固定しやすく、強度も高い緩衝材です。ただし、エアーを入れたあとの状態は倉庫内で保管する際にかさばってしまうため、注意が必要です。

バラ緩衝材

バラ緩衝材は発泡スチロールのような素材で製造されており、湿気や衝撃に強く1つ1つが小さいため細かい隙間を埋めたい時に最適な緩衝材です。ダンボールの隙間を埋めて商品の固定をしたい時や、底面に敷き詰めて衝撃を吸収したい時に使われます。

紙緩衝材

紙緩衝材は再生紙を利用して作られており、コストが低いためよく使われる緩衝材です。形を変えて使用することができるため、商品とダンボールの隙間を埋める際や食器の包装紙として使われます。

また、紙でできているため倉庫内に保管する際もかさばることはありませんが、衝撃に弱い点には注意が必要です。

緩衝シート

緩衝シートはポリエチレンシートとも呼ばれ、発泡ポリエチレンを薄く伸ばしたシート状の緩衝材です。薄いシートのため食器をはじめ、重ねて梱包する商品や小さい部品の梱包に用いられています。ただし、衝撃の緩和には向いていないため、単体ではなく他の緩衝材と組み合わせて使います。

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梱包資材の選び方

梱包作業効率化(イメージ)

梱包資材を選ぶポイントとしては、以下の3つがあります。

  • 商品サイズ
  • コスト
  • ブランディング

商品サイズ

適切なサイズの梱包資材を選ぶことは、商品を安全に配送して消費者へ届けるだけでなく、以下のような問題発生を防止できます。

  • 配送中に商品が動いて破損する
  • 多くの緩衝材が必要になる
  • 送料が高くなる

配送中に商品が動いて破損してしまった場合、消費者に迷惑がかかるだけでなく、適切でない梱包に対する責任を問われる可能性があります。また、必要以上の緩衝材を使用すると、送料・資材費用が高くなり利益の圧迫にも繋がります。

コスト

梱包資材の種類が多く、商品ごとに異なる資材を使用すると、作業に時間がかかるだけでなくミスが発生する恐れもあります。資材費や人件費など、コスト面から資材の種類を限定してスムーズに作業ができるようにすることが大切です。

ブランディング

ブランドイメージを重視する場合は、オリジナルの梱包資材を使うと荷姿で他社との差別化ができるため、消費者の印象に残りやすくなります。

ブランド名を入れるだけでなく、環境に配慮した素材の梱包資材を作ることで、エコへの配慮や環境問題への関心などのポジティブなイメージにも繋がります。

まとめ:梱包作業の効率化には外注も1つの手段

梱包作業は、業務内容や設備の見直し、梱包機の導入などの大掛かりなものから、作業導線の見直しなどの身近なものまで、あらゆる方法で効率化が可能です。

リソース不足をはじめ、自社で効率化を目指すことが困難な場合には、発送代行サービスを利用することも1つの手段です。当社では、ワンストップで注文受付から出荷まで、一括でお任せいただけるサービスを展開していますので、お気軽にご相談ください。

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