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コンベアとは?種類や導入するメリット、注意点や選び方を詳しく解説

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コンベアとは?種類や導入メリット

コンベアとは、搬送物を一定方向に一定スピードで運搬する装置のことです。搬送物の運搬だけではなく、運搬しながら加工や組み立てなどを行うこともできるため、倉庫内での作業効率も上がります。

本記事では、コンベアの種類やメリット、注意点や選び方まで詳しく解説します。

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コンベアとは

コンベアとは搬送物を一方向かつ一定速度で運搬する装置のことで、「コンベアー」「コンベヤー」「コンベヤ」とも呼ばれます。コンベアを活用することによって、人の手で運搬する手間を省き効率化が可能です。

コンベア(イメージ)

コンベアにはいくつか種類があり、搬送物を運搬しながらライン上で作業を行うこともできます。

商品の品質チェックや仕分けなど、さまざまな作業を同時にできるため、効率的に進めることが可能です。

コンベアの種類

コンベアの主な種類は、以下の7つが挙げられます。

コンベア(イメージ)
  • ベルトコンベア
  • チェーンコンベア
  • スクリューコンベア(ねじ式コンベア)
  • アキュムレーションコンベア
  • エプロンコンベア
  • トロリーコンベア
  • ローラーコンベア

ベルトコンベア

ベルトコンベアとは、ローラーにコンベアベルトを貼り付け、ベルトの上で搬送物を運搬するコンベアのことです。貼り付けたコンベアベルトが一方向に動くことで、上に載せた搬送物が移動する仕組みです。水平や凹凸など搬送物の形に合わせて設置できるため、汎用性が高いことが特徴です。

また、複数のベルトコンベアの連結もできるため、長距離のラインをつくることもできます。数kmに渡る導入も可能で、災害現場での土砂の除去に使われるなど、運搬による人災のリスクを軽減する効果も期待できます。

一方で、急傾斜にはできない点や、ベルトの張り(テンション)調整が繊細な点には注意しましょう。

チェーンコンベア

チェーンコンベアとは、エンドレスに動くチェーンの上に搬送物を載せて運搬するコンベアのことです。ゴムや樹脂などでできているベルトは、温度やカーブなどの環境によっては対応できないケースがあるため、ベルトコンベアでは対応できないときにチェーンコンベアが活用されます。

チェーンコンベアは主にパレット搬送で活躍し、搬送物を乗せたパレットをセットすることで、さまざまな運搬に対応できます。

スクリューコンベア(ねじ式コンベア)

スクリューコンベア(ねじ式コンベア)とは、らせん状のスクリュー(ねじ)を回転させて粉末や粒などを運搬するコンベアのことです。

らせん状のスクリューが回転することで、搬送物が前方に押し出されて運搬されます。スクリューの直径や回転角度によって、運搬速度や一度に運搬できる量を調整できることが特徴です。

粉末や粒以外に、半流動体にも対応できることから、建材産業や鉱業ではセメントや水などの運搬にも活用されています。

アキュムレーションコンベア

アキュムレーションコンベアとは、コンベア上に搬送物を蓄積できるストッパー機能付きコンベアのことです。コンベアに設定されたゾーン内で搬送物が止まるため、運搬をストップしながら搬送物と搬送物の衝突を防ぐことができます。

エプロンコンベア

エプロンコンベアとは、搬送面に鋼鈑を使用しているため、鋳造品や産業廃棄物などの運搬に使用される耐久性に優れたコンベアのことです。細かい搬送物に対応できる「パイプスラット型」、幅の拡大や強度の補強がしやすい「かわら型」などの種類があります。

トロリーコンベア

トロリーコンベアとは、天井に設置したレールにかけたフック上のトロリーで運搬するコンベアのことです。搬送物を吊るして運搬できるため、通常のコンベアで対応が難しい場合に使用され、建設現場から衣類まで幅広い用途で活用されています。

ローラーコンベア

ローラーコンベアとは、回転するローラーを連結させたコンベアです。
手動で稼働するため、作業者のタイミングでコンベア上の搬送物をスライドできます。伝票貼りや検品など、ライン上での作業が多い場合に適しています。

コンベアを導入するメリット

コンベアの導入によって、以下2つのメリットを期待できます。

メリット(イメージ)
  • 運搬のリソース削減
  • 作業の効率化

運搬のリソース削減

コンベアの導入により、人の手で運搬する手間を省き効率化が可能です。重いものやサイズが大きいものを運搬する手間はもちろん、デリケートなものを取り扱う手間も削減できます。

運搬に関わる人的リソースの最適化は物流コストの見直しにもつながります。コアな業務に人員を配置できるようになるなど、コストの適正化を図ることができるでしょう。

作業の効率化

コンベアは搬送物の運搬だけではなく、運搬中に組み立てや加工などの作業を同時に行うことができます。

例えば、商品の梱包現場では、箱に入った商品をコンベア上で一定スピードで運搬しながら、伝票を貼り付けたり販促チラシを同封するなどの作業が行えます。運搬はコンベアに任せて、ライン上で必要な作業を円滑に進めることが可能です。

コンベアを導入する際の注意点

コンベアを導入する際は、以下の3点に注意しましょう。

コンベア(イメージ)
  • 定期的にメンテナンスが必要
  • スペースの確保が必要
  • 搬送物に適したコンベア選定が必要

定期的にメンテナンスが必要

コンベアに使用するベルトやチェーンは消耗品のため、定期的なメンテナンスが必要です。

例えば、ベルトは徐々に伸びていくため、定期的にベルトの張り(テンション)を調整しなければいけません。張りが甘いと、ベルトが蛇行しフレームとの摩擦によって損傷や焦げが起きるため、長く使うためにもメンテナンスが必須です。

また、経年劣化で交換が必要になるケースもあります。チェーンコンベアの場合、チェーンが摩耗することで最終的に切れるため、定期的な交換が必要です。交換には費用がかかるため、ランニングコストも想定して導入を検討しましょう。

スペースの確保が必要

コンベアを設置するための大きなスペースが必要です。高低やカーブなどでスペースを有効活用する方法もありますが、ラインが長くなるほど、広いスペースの確保が必要です。新たにスペースを確保する場合は、多額の初期費用がかかることを理解しておきましょう。

搬送物に適したコンベア選定が必要

コンベアの種類によって特徴が異なるため、搬送物に適したコンベアを選ぶ必要があります。

例えば、ベルトコンベアにゴム製のベルトを使用しているケースでは、鋭利な搬送物だとベルトが切れる恐れがあります。また、チェーンコンベアは摩耗粉が発生するため、精密機械や食品などには適していません。

適したコンベアが選定できないと、円滑に運搬できないだけではなく、コンベアの破損や搬送物への悪影響が考えられるため、選定は慎重に行いましょう。

コンベアの選び方

自社へのコンベア導入を検討する際は、以下3つのポイントを押さえましょう。

コンベア(イメージ)
  • ローラー幅を搬送物の幅に合わせる
  • ローラー本数を搬送物の長さや重さに合わせる
  • コンベアの長さは扱いやすさで決める

ローラー幅を搬送物の幅に合わせる

直線のラインの場合は、搬送物の底面幅に加えて50mm以上の余裕を持たせましょう。

コンベアをパレット搬送に活用する際は、パレットに安定感があるため、底面の幅よりローラー幅が狭くても問題ありません。パレットがフレームに接触しないようにローラー幅を設定するのが基本です。

ローラー本数を搬送物の長さや重さに合わせる

ローラー本数(ローラーピッチ)は、搬送物を安定して運搬できるように、長さや重さに合わせて設定する必要があります。搬送物に対して常に4本以上のローラーで受けられることと、1本あたりの耐荷重や許容負荷を上回らないことが重要なポイントです。

また、ローラーを支える脚の負荷にも注意しましょう。搬送物とローラーの重さを支えられるように、重さに耐えられる脚を選ぶことも大切です。

コンベアの長さは扱いやすさで決める

運搬や作業がしやすいように、取り扱いやすさでコンベアの長さを決めましょう。
長すぎると運搬に余計な時間がかかり、短すぎると十分に運搬できず、かえって人手がかかる場合があります。

一般的にコンベアの長さはカーブを除き「標準最大機長(m) ÷ ラインの長さ(m) = 必要台数」で設定するケースが殆どです。機長とはコンベアの端から端までを指し、ラインの長さで割ることで、コンベアの必要台数を計算できます。

まとめ:コンベアを理解し自社に適した設備を活用しよう

コンベアは、搬送物を一方向・一定スピードで運搬する装置で、物流現場で広く活用されています。搬送物を運搬するだけではなく、運搬しながら加工などの作業を同時進行できるため、作業効率を高められることがメリットです。

ただし、コンベアの導入には広いスペースや多大なコストが必要になるため、自社への導入が難しいケースも多いでしょう。その場合は、物流業務そのものをアウトソーシングすることも一つの方法です。

当社では、全国主要拠点に物流倉庫を構えるとともに、長年の実績から培った知見とノウハウを凝縮した凝縮した物流サービスを提供しておりますので、アウトソーシングをご検討の際にはお気軽にお問い合わせください。

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