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【物流特集】求められる付加価値、応える企業体制に

 

通販・EC企業のシステム構築からプロモーション支援、物流アウトソーシング受託など、ワンストップで支援するスクロール360(本社浜松市、杉本泰宣社長、tel053―460―6614)。

同社は親会社のスクロール(本社浜松市)の通販業務に関するノウハウを活かし、通販・EC業務をサポートしている。物流業務を支援している通販・EC企業は110社超。スクロールの通販業務に携わり、現在はスクロール360の取締役営業部長を務める高山隆司氏に現在の物流業界、物流倉庫の選び方などについて聞いた。

現在の物流アウトソーシング業界をどうみている?

通販・EC事業者からの受託需要が増えると同時に、物流業務受託企業同士の競争も激しくなっている。しかし、これは業界にとっていいことだ。切磋琢磨することになるので、品質の向上、コスト競争力の上昇にもつながっていくと思う。ただ、何でも受託するのではなく、通販・EC企業に付加価値を提案できなければ生き残るのが難しくなっていくだろう。



スクロール360としてはどんな付加価値を提案していくのか。

例えば、冷蔵・冷凍施設を完備した食品専用倉庫では、製造加工免許を保有している。異なる商材を組み合わせるセット商品の加工が可能で、品質表示を添付できる。それを物流現場で行い、すぐに配送できるような体制となっている。

今年1月には化粧品の製造免許も取得する予定だ。製造免許の取得で、輸入化粧品に対してクライアントからの指示により品質表示ラベルを貼れるようになる。また、AとBという商品を同じ箱に入れて新しいラベルを付け、セット商品として販売できるようになる。倉庫内で加工したモノを出荷に回すことができるという利点が生まれ、クライアントはさまざまなセット商品の販売が可能となる。



免許以外の付加価値としてはどんなことが挙げられるか。

化粧品・健康食品の通販では、顧客の購入状況に応じてそれぞれ異なる販促物を入れることが、リピート購入につながっていく。トライアル利用者、初購入者、定期購入者など、適したタイミングでさまざまな販促物を入れていくのが重要といわれている。通販の経験がないと間違うケースが多く、実はそれができる倉庫は数少ない。こういったチラシなどの同梱物の制御作業も得意としている。



顧客のニーズに応えるために工夫していることは。

当社では現在、倉庫ごとに専門性を持たせようとしている。食品専門、アパレル専門ではノウハウが違う。冷蔵・冷凍施設を完備した食品専用倉庫があり、化粧品・健康食品に特化した倉庫作りも進めている。そこでは印刷物の受注も請け負い、一気通貫でサポートできる仕組み作りを構想中だ。アパレル・雑貨クライアント向けの倉庫では、倉庫内で撮影・採寸するサービス「ささげ」が提供できるように、倉庫内に写真撮影所を設け、裾直し工場も併設している。

それぞれに専門性を持たせることで、スタッフはその専門家になることができる。そうすると、クライアントに対して最適な提案ができるようになる



通販・EC事業者が物流倉庫を選ぶときの注意点は。

物流現場に必要なことは、仝従賣廊■稗堽廊コンサルティング力だ。

,魯ライアントの要求に間違えることなく応えるための力で、△魯ライアントのシステムとWMS(物流倉庫管理システム)を連携させ、効率化していく能力を指す。はクライアントの物流に対するニーズに対し適切な提案ができる力。WMSでは対応できないことがあった場合でも、現場でこのように対応していけば解決するといった提案する能力が必要だ。´↓を兼ね備えた現場であり、さらに通販・ECに精通し、かつ誠実な営業マンを抱えた倉庫企業を選ぶことが大切だろう。

 



スクロール360のめざすところは。

通販・EC企業をトータルでサポートしていくことだ。システムの販売、販売プロモーションの支援も行っている。物流ニーズだけでなく、クライアントのニーズすべてに応えていき、付加価値を提供していく。そんな企業作りをめざしている。




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